都市部で電動キックボードを見かける機会が増えてきました。
御存知の通り、2023年7月以降、新しい規則が施行され、電動キックボードの使用方法についてさらに注意が必要となりました。
そんな中、電動キックボードを雨の日に使用することについて疑問を抱いている方もいるのではないでしょうか。
自転車やバイクは雨の日でもよく使われますが、電動キックボードはどうなのでしょう?
この記事では、雨天時の電動キックボードの利用について解説します。
電動キックボードは、雨の日に乗るのは避ける
結論から言うと、雨天時に電動キックボードを使用するのは避けてください。危険です。
なぜ雨天時の電動キックボードの利用を避けるべきなのでしょうか。以下にその理由を挙げます。
視界が制限される
雨が降ると、どの乗り物でも視界が狭まります。
電動キックボードも例外ではありません。
雨が降ると視界が遮られ、周囲の様子を把握するのが難しくなります。
晴れているときでさえ、車との出会い頭の事故は沢山報告されているのです。
自分だけでなく、他の運転者や歩行者からも見えにくくなります。
特に暗くなると電キックボードは他の交通参加者から見えにくくなりますが、雨天時にはその状況がさらに悪化します。
したがって、雨の日の電動キックボードはやめたほうがいいです。
スリップの危険
雨天時は路面が滑りやすくなり、転倒やスリップの可能性が高まります。
また、急ブレーキをかけること自体が危険につながる可能性もあります。
ブレーキ性能の低下: 雨天時には路面が濡れることにより、ブレーキがうまく効かなくなる可能性があります。これにより急なブレーキが必要な場合に対応できなくなり、事故につながる可能性があります。
ブレーキ性能の低下
雨天時には路面が濡れることにより、ブレーキがうまく効かなくなる可能性があります。
これにより急なブレーキが必要な場合に対応できなくなり、事故につながる可能性があります。
水滴による操作パネルの機能障害:
電動キックボードの操作パネルは雨水により機能障害を起こす可能性があります。
スピード調整や電源操作がうまく行えなくなると、安全な走行に支障をきたします。
電子部品の故障リスク
電動キックボードのバッテリーやケーブルは雨に弱いとされています。
全てのモデルが防水対応というわけではないのです。
もし電動キックボードが雨に濡れてしまった場合は、タオルや布などでしっかりと水分を拭き取ってください。
雨による故障は、大抵の場合保証の対象外となります。
それでも心配だという方は、電動キックボードを専用のバッグに収納し、公共交通機関を利用する方法もあります。
まとめ
雨天時の電動スクーターの利用は、視界の制約や滑りやすさ、さらには電子部品の故障リスク等から、避けることを強く推奨します。
楽しさ,便利さと安全とは表裏一体。楽しく安全に使っていきましょう