渋滞時,エンジンを切るのに効果はある?混雑時の運転のコツは?

生活

連休の際や年末、GW、お盆などでは、車での移動が増えるため、通常は混んでいない道も渋滞になりやすくなります。それによって燃料消費が気になることが多いです。

高速道路で特定のサービスエリアだけにガソリンスタンドがある場合や、遠方への移動中に混雑すると、燃料の節約が気になる方も多いでしょう。

停車するたびにエンジンを切ることが燃料節約に繋がるという話もありますが、果たしてその効果はあるのでしょうか?

今回は、渋滞時の燃料の節約方法や、混雑時の運転のコツについて説明します。

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渋滞中にエンジンを切ることで、いつでも燃料消費を遅らせられるわけで3はない

渋滞中、エンジンを切ることで燃料消費を減らせると言われていますが、常にそれが最善策かは一概には言えません。

エンジンを切るべきタイミングと、そうでない場面について詳しく見ていきます。

アイドリングストップがついていな車ではエンジンを切るのは避ける

アイドリングストップ機能がついていない車は、バッテリーの消耗を考慮し、頻繁にエンジンを切ることは避けた方が良いです。

アイドリングストップが装備されている車は、バッテリー容量も大きいため、心配は少ないですが、一般的な車では、動かない渋滞中にエンジンをオフにするのはリスクがあります。

加えて、エンジンを切った状態でのエアコンの制限やエアバッグの動作不良など、様々なリスクを考慮し、安全運転を最優先にしましょう。

アイドリングストップでの節約

信号待ちや駐車時にエンジンをオフにするアイドリングストップは、燃料の節約だけでなく、排ガス削減にも役立ちます。

車種や運転スタイルによるものの、アイドリングストップで5秒以上エンジンを切ると、再始動時の燃料消費とほぼ同じ節約が期待できます。

渋滞時の燃料の節約方法は?

渋滞中は加速や減速が頻繁になるため、エンジンに負担がかかり、燃費に影響します。

そのため、渋滞時の最適な燃料節約方法は、エンジンの負担を最小限にすることです。

具体的にどんな方法があるのか、以下に詳しく見ていきましょう。

燃料の節約のコツ

以下の方法が、燃料の節約に有効です。

◎スムーズなスタート

渋滞時、前の車が動き始めたら、スムーズにアクセルを踏みましょう。

◎滑らかな停車

スタート同様、停車もなるべくゆっくりと行うと良いでしょう。

詳しいテクニックについては、後述します。

最短距離での移動が人気ですが、渋滞が予想される時は、若干遠回りでもスムーズなルートを選択することで、燃料を節約できます。

渋滞時の運転テクニックは?

ガソリンの効率的な使用のためには、混み合っていないルートを選ぶことが理想ですが、休日などでは主要な道や裏通りでも交通渋滞は避けられません。

そんな時に、燃料消費を効果的に抑える運転方法として、スムーズに発進し、穏やかに停車することがキーとなります。

以下に、その具体的な方法を解説します。

運転時の注意点

・スムーズな発進

車が停止してから動き始める際のガソリン消費が多いため、急な加速は避け、アクセルをやさしく踏みましょう。オートマ車では、ブレーキを外すだけで少し進むことができ、この動きをクリープと呼びます。

深刻な渋滞では、ほんの少し動くだけの状況が多く、このクリープを上手く使うことで燃料節約が見込めます。ただ、他の車や状況に応じて、あまりにゆっくり進むのは避けるよう注意が必要です。

・穏やかな停車

停車するときは、急なブレーキよりも、適切な間隔を保ちつつエンジンブレーキを利用後、ブレーキをかける方法がおすすめ。エンジンブレーキは燃料を使わないので、節約に効果的です。

これらの点を日常的に意識するだけでなく、車内の荷物やタイヤの空気圧、オイルのチェックも忘れずに。

まとめ

渋滞を避けるためには、早朝の出発やリアルタイムの交通情報を活用して混雑を避けるルート選びが良いでしょう。

渋滞時の燃料節約には、先行車を確認しながらクリープやアクセル、エンジンブレーキの使い方をマスターすることが重要です。アクセルを強く踏む癖がある場合は、エンジンの音に耳を傾け、加速を適切に調整するよう努力しましょう。

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