健康

子育ての悩みで寄せられる,相談しない小学生への対応

小学生になると行動範囲が広がったり、自己主張が強くなったり、学習面など子育ての悩みがぐんと増えます。

その中でも一番悩むのが友人関係です。
幼稚園の時の可愛いお友達関係から個人と個人の付き合いに変化します。
考え方や情緒も成長してきますから、合う合わないが出てきます。
また色んな考え・性格の子が集まりますから、人の悪意に初めて晒されるということもあるのです。

そんな時、一番の味方でいたい、助けてあげたいと思うのは親として当然ですよね。

ですが自分から相談することができず、一人で抱えてしまう子もいます。

今回は実際に小学生の娘を持つ筆者の経験談を踏まえて、どう対処したら良いのか、子供にどう伝えるべきなのかをお話したいと思います。

子供の変化に気付けていますか

うちの子は大丈夫と思っていませんか

小学校は幼稚園や保育園などと違い、公立の場合は見学して子供に合ったところに決めるということができません。
そして色んな性格の子、色んな考えの子がいます。

みんなで仲良くしましょうとは言っても、同じ幼稚園や保育園を卒業した子同士で最初のグループが出来やすいです。
そこから徐々に時間をかけて新しい友達を作っていきます。

そのうち,そりが合わない子も出てきます。

最初の手探りの段階は問題無く過ごせると思います。

ですが学校に慣れてくると「素」が見えてきます。
意図的に無視をしたり意地悪をする子
何となく周りの雰囲気で関わることを避ける子

小学生低学年でもう?と思う方もいると思います。

ですが今の子はちょっとませてる子が多いです。

意地悪の内容も可愛いものだけではありません。
稀に狡猾なものもあるのです。

特に兄弟がいる子は大人っぽい行動や言動をしがちです。

うちの子に限ってそういうのとは無縁だからと安心している方もいると思いますが、意外と身近に溢れています。

私の娘も入学早々他クラスの女の子とトラブルがありました。
傘で足を引っ掛けられて怪我をして帰ってきたのです。
娘はわざとだったとは思わなかったようで、私も実際に見たわけでは無いので確証を持てませんでした。

2、3日経って今度はランドセルを押されたと待ち合わせ場所に来ました。
その場でその子に「今押したの?」と聞きましたが、知らない、ぶつかったかもしれない、ごめんねと言ってきました。
それからは度々仲良くしてねとやんわり釘をさしていました。

ですがモヤモヤしましたし、娘も薄々何かをされてるという意識が出てきたらしく、初めて「△△ちゃん嫌だな。」と訴えてきました。

確信が欲しかった私はいつも迎えに行ってる場所の先、学校を出てすぐのところで待つことにしました。
すると私がいると思ってないその子は娘のランドセルをレインブーツで蹴りました。
きっといつもこうやって何かしらされていたのでしょう。

言葉で伝えるにはまだまだ難しい

その子は「たまたま足をあげたら当たった。」と言いました。
きっとそこが小学生なんです。
思考が回らないと言いますか、笑ってしまうくらい苦しい理由を返してきたのです。
それも罪悪感が無いのか、慣れているのか。
悪びれる様子もなく、きちんと私の目を見てです。

その後は先生を交えて3人で話したらしく、理由としては明確では無いですが、娘へのヤキモチとその子のお母さんが下の子を妊娠中っだたことで寂しさからモヤモヤしてだろうとのことでした。
他にも色んな子に同様な意地悪をしていたのが明らかになってお母さんの耳に入り、解決することができました。

もしも悪意に出会ったら

状況把握は正確に

先程の話にも出てきましたが、低学年の子はそもそも悪意に晒されているという認識ができない可能性もあります。
大人から見ると明らかにいじめや意地悪の類いですが、子供からしたら理解できないんです。
なので、気が付いた頃には酷いことをされていることもあります。

でも親が気が付くにも限度がありますよね。
特に働いていたり小さい子がいたりすると、ずっと見ているわけにはいきません。

一番いいのはやられている本人が早い段階で伝えてくれることです。
そのためにまず色んな子がいることを伝えておくことです。

また、学校であったことは全て話してねと言っておくこと。
疲れている時に延々と学校での話をされるとしんどいこともありますが、何かあって後から分かるよりは良いと思って我慢です。

子供に関わらないことでも、誰々ちゃんが誰々ちゃんにこんなことしてたんだよ!いけないことだよね!などの情報も聞いておくべきです。
大体子供の口から出てくる名前は、関わっている子・または今後関わる可能性が多く、言動でどんな子かわかります。

手間に思うこともあると思いますが、学校で引率やボランティア・PTAを募集していたら率先してやったほうがいいです。
授業参観の時は後ろで見ているだけですし、装ってますから実際の雰囲気を掴めません。
なので引率で一緒に行動したり話すことで普段の様子を見ることができます。

先生がどんなタイプなのかも知っておいた方がいいです。
きちんと対処してくれるのか、誤魔化したり有耶無耶にするタイプなのか。

協力的に学校に行っていると先生の中でも印象に残りますから、何かあった時に相談しやすくなります。

子供の問題に親は不介入は限度がある

よく子供同士の問題に親は首を突っ込まない方が良いと聞きます。
自分で対処する力や経験を養わせたほうがいいからです。

でも低学年にもにそれは当てはまるのでしょうか。

誰だって初めてのことはわかりませんよね。
対処の仕方だって教えてあげないとわからないと思います。

高学年になり何となく自分で解決できる力が付いてから、その方針に切り替えればいいのではないでしょうか。
低学年の間は親が入って解決することが一番ベターだと思います。

過保護すぎじゃ?と思う方もいるかもしれませんが、そんなに悪いことではありません。
口うるさい親ねと思われたとしても、それで子供が安心して登校できるなら結果オーライです!

また、何かあった時にお母さん・お父さんはきちんと守ってくれるんだという信頼に繋がります。
相談しやすい環境を作ってあげる上で、助けてくれた・対処にてくれたという経験は必要なことだと思います。

口先だけで守ってあげるからねと言われても実感は湧きません。
子供は意外とそういうところを見ています。

他のママ友とのネットワークも頼りになります。
どんな子なのか、どんな背景があるのかなど予め分かっていると、対処の仕方も変わってきます。

表立って介入したくない場合は子供に分からないように解決に導くこともやろうと思えばできるのです。

子供と考える対処法

立ち向かうことが大事ですか

よくいじめられたり意地悪をされている子に頑張ってみようといった言葉や、逃げちゃいけないと言う保護者の方がいます。

確かに嫌なことがあった時に、常に逃げるスタンスでいるとずっとそれがついて回ることになり、解決には繋がらないと思います。

でも、学校は絶対行かないといけないものと刷り込んでしまうと、いざ本格的ないじめや悪意に遭遇した時にも逃げ道は無いんだと絶望してしまい、結果的に最悪なパターンに陥ってしまうことになると思うんです。
なので私は選択肢はより多く教えておいてあげる必要があると思っています。

それに、意地悪をしてくる相手に言葉で諭したところで本当に響くでしょうか。
確かに幼いうちなら善悪の分別がついていないので可能かもしれませんが、もう小学生です。
最低限度、人の嫌がることはやってはいけない。
自分がされて嫌なことは人にしてはいけない。
この二つは理解できてると思うのです。

つまり理解した上でやっているということです。

そんな相手に本当に立ち向かう必要があるのでしょうか。

最初から逃げろとは言いませんが、何度か嫌だと意思表示をしても改善されなかったのなら逃げていいと思います。

学校に行かないのはダメでしょうと思う方もいます。

ですが、学校なんか一時休んだってどうってことないと思いませんか。
もっと言ってしまえば転校だっていいと思います。

飛躍しすぎと仰るかもしれませんが、親はそのくらいのスタンスで子供に選択肢を与えるべきです。

私も子供に「何もなくても学校であったことは全部教えてね。」の他に、「もし嫌なことされたり、いじめられたりしたらすぐ言ってね。
我慢しなくていいから、逃げたっていいんだから。」と伝えてます。

「学校に行くことだけが全てじゃないんだよ、無理して行くこと無いよ。」と教えてあげることで安心します。
堕落するんじゃないかと思うかもしれませんが、何もずる休みさせるわけではありません。
嫌なこと、憂いを取り除いてあげたらまた行けばいいだけです。

娘は「いじめられたら休んでも転校してもいいんだ。」という認識です。

上記のできごとの他、3年生の時に5年生の子に言いがかりをつけられ、ぶつかられることが続いたこともありました。
その時、怖いから休んでもいい?と聞いてきました。
もちろんいいよと答えましたが、結局休まず行きました。

ただ確認したかっただけなんです。

子供は存外タフです。
安心を与えてあげれば、もうちょっと頑張ろうと自分で考えたり感じたりするんだと思います。

もちろん、その子その子で性格が違いますから一概には言えませんが、「何かあったら言いなさい。」のその先を伝えてあげることが必要なのかなと思います。
そして親は本当に実行する。

学校に掛け合ったり、一緒に登下校したり、休むことを認めてあげたりと、あらゆることをすることで子供は守られていることを実感し、どんなことでも相談すれば親は守ってくれる、解決してくれるんだと理解するんだと思います。

まとめ

長い6年間様々なことがあります。

ご両親の悩みは尽きないと思いますが、子供は日々成長します。
その成長とともに子供自身の悩みも増えていきます。

どんな時でも子供の一番の相談相手でいられるように私たち保護者もアンテナを張り巡らせて、「相談してね」だけではなく、「相談しよう!」と思える環境を作れるよう努めたいですね。

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